経絡別 頭痛の種類② 風邪をひいて後頭部が痛い

首コリや肩こり、背中や肩から後頭部にかけて痛む頭痛は、足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)という経絡(エネルギーの通り道)が関係している場合が多いです。

太陽膀胱経は、身体の背部にある経絡で(身体を四つん這いにしたときに太陽の光が当たる)、頭から足の小指までつながっています。

風邪の引き初めに、背中がぞくぞくして、後頭部にズキズキとした痛みが出てくるのは、足の太陽膀胱経に邪気が侵入したサインです。

邪気の侵入により、気血の流れが滞り、ズキズキとした痛みが現れます

太陽膀胱経は、後頭部から眼がしらに繋がっているので、場合によっては、目頭から後頭部にかけて痛くなる場合もあります。

また、スマホの見過ぎやパソコン作業などからくる眼精疲労や首肩後頭部のこりなどもこの経絡に関係しています。 このような、太陽膀胱経の頭痛に使う代表的な漢方は、葛根湯、葛根黄連黄ごん湯などがあります。

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風邪で葛根湯を用いる場合

風邪をひいたときの漢方と言えば、真っ先に葛根湯が思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?

風邪をひいたからとりあえず葛根湯という方もいるかもしれませんが、葛根湯を用いる場合の目安として、風邪の初期で寒気、首コリや頭痛がして「汗をかいていないとき」というものがあります。

葛根湯は、風邪の初期の段階で、身体を温めて後背部の凝りをとり、自然発汗をうながすことで、解熱し治癒に向かいます。

比較的体力がある人向けで、汗をかいている場合や、熱を上げる力が弱い虚弱体質の方には向いていません。

お一人お一人の体質に合ったご提案をしますのでご相談ください。

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