冬は腎・膀胱系のエネルギーの流れ
腎は生命力のもと
「腎」は成長、発育、生殖に関する働きを生涯にわたって左右する、非常に重要な生命力の源です。
「腎」の勢いの衰えと共に、老年期の状態が作られます。
この腎の働きを支えているのがホルモンです。
腎は血液中の不要なものをろ過して尿をつくる働きの他に、「血液」や「ホルモン」などの体液をコントロールしており、内分泌系の中心を担っています。
生命の泉であり、身体に潤いと若さを与えてくれています。
耳のトラブルはありませんか?
「腎」と外界とのエネルギーの連絡口は「耳」です。
この外界とのエネルギーの流れが悪くなると、耳鳴りや難聴、中耳炎、耳下腺炎などの耳の不調となって現れます。
耳下腺炎は、成人男性がかかると、ウィルスが生殖器を犯し子種が無くなると言われていますが、生殖器を支配する「腎」と「耳」が関係することを物語っています。
耳の内側には三半規管という方向感覚を管理するところがあり、個々の水はけが悪くなると、目がぐるぐる回るメニエールという症状が出てきます。
また、方向感覚が悪くて、良く道を間違えたりする人も「腎」の弱りがあります
音に敏感になるというの埡「腎」と関係があり、音楽家を目指すのであれば、「腎」の強化が必要です。
「腎」の強化で宇宙の響きを受信できるようになります。
福耳ですか?
耳の大きさが腎臓の強さを表します。
耳たぶには人体に必要なミネラル成分が蓄えられていますが、このミネラルの貯蓄が多いほど、生命力が強くなります。
ミネラルは新陳代謝と密接な関係があります。
最近の子供は、耳たぶが小さいっ傾向です。
お母さんが妊娠中に穀物・菜食をしっかり実行すると、耳たぶの大きい福耳の赤ちゃんを授かります。
海藻のミネラルが「腎」を助けます
天然の塩や海藻には、大地に不足するミネラル成分がすべてそろっています。
特に冬の冷たい海の中で荒波にもまれて育つのが、昆布やひじきです。
海藻の中でも体を温める陽性な力が多いので、腎を温めながら、カルシウムやマグネシウムなどの微量ミネラルを補給してくれます。
その結果、海藻を常食すると、髪の毛が黒くなり、シミや、ほくろ、そばかすなどの血の汚れからくる症状も改善が期待できます。
また海藻には、細胞の再生やたんぱく質の合成といった成長、発育、生殖を助ける亜鉛が多く、腎臓や膀胱で特に必要とされるビタミンCも多いことから、海藻は腎の最高の食材になります。