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体重が増えた おなかにガスがたまる 便秘ぎみ
「太りやすいのは、腸の働きが悪くなって便通が滞り、代謝が低下しているから」
腸内環境を改善し、副交感神経を活性化させて腸の働きを改善しましょう。
免疫力アップも期待できます。
1:食物繊維と発酵食品をしっかりとる
食物繊維には便を柔らかくする「水溶性食物繊維」と、便のカサを増やして腸の運動を促す「不溶性食物繊維」があります。
水溶性食物繊維は排便をスムーズにするので積極的にとって。
一方、ゴボウなどの不溶性食物繊維は、便秘の方が多くとるとおなかが張って便が硬くなるので注意。大豆ヨーグルトなどの発酵食品もおすすめです。
2:腹七分目で、よく噛む
「食べたいものを腹七分目で、よく噛み、楽しく食べる。これが太らないコツ」。
楽しく、よく噛んで食べると副交感神経が高まって腸の蠕動(ぜんどう)運動がよくなり、消化を助ける唾液の量も増加します。
3:朝起きたらコップ1杯の水を飲み、日中もこまめに水分補給
朝は太陽の光を浴びて、コップ1杯の水を飲むことから始めましょう。
睡眠中に失った水分を補うと同時に、腸を刺激して蠕動運動も促してくれます。
また日中もこまめな水分補給を。(ただし、胃腸に冷えがある人は、冷やしすぎると体調を崩します。室温または温かい飲み物で水分を補給して下さい。)
舌がむくみ、舌のまわりがギザギザになっている人は、すでに身体の中が水浸しです。
必ず、水分補給は温かいもので。
逆に、舌が真っ赤で細い人は、身体の中に水分が足りません。
でも、だからといって、水を飲めばいいかというと、そんなに単純な話ではなく、ゆっくり少しずつ水分補給をする必要があります。
こういう時に一気に「がぶ飲み」をすると、身体の中に水が余っている場所と、水が足りなくてカラカラの場所と、2つに体内が別れてしまって、ますますやっかいな治しにくい状態になってしまうのです。
■自律神経の中の副交感神経は、胃腸の働きをよくすると、強くなります。
逆にストレスは、交感神経を強くします。自律神経を整えるには、胃腸の調子を整えることが大事なのです。
ストレスがかかると、私たちは「甘いもの」が欲しくなるように出来ているのですが、砂糖を始めとする甘い食べ物を食べ過ぎると、自律神経を調整する力が弱くなり、感情の起伏も激しくなります。
身長の伸びが止まったら、甘いものや炭水化物の量を抑え気味にして、その代わりに、質の良い油とタンパク質を意識して食べることをお薦めしています。
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