11月後半の養生法

急に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この時期は、本格的な冬の到来を控え、寒暖差が大きくなったり、乾燥しやすくなったりと、体調を崩しやすい時期です。

風邪やインフルエンザだけでなく、肌トラブルや心身の不調にも注意が必要です。

室内外での温度差が大きくなると、自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。

重ね着をして体温調節をしたり、首元や手足など、冷えやすい部分を温めるなど、寒暖差対策を心がけましょう。

また急激な温度差によるヒートショックなどは重篤な症状を引き起こす可能性もあるので入浴時などは特に注意したいものです。

目次

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な症状を引き起こす可能性のある状態のことです。

特に、冬場(11月から2月)、暖房の効いた室内から寒い廊下や浴室など、温度差が激しい場所に移動した際に起こりやすいと言われています。

特に高血圧・心臓病・糖尿病など持病のある方や高齢者の方はヒートショックを起こしやすいと言われていますので注意が必要です。

ヒートショックが起こるメカニズム

寒い場所へ移動すると、体が熱を逃がさないように血管が収縮します。

逆に、暖かい場所へ移動すると、血管が拡張して血流がよくなります。

この血管の収縮と拡張によって血圧が急激に変化します。

血圧の変動は心臓に大きな負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。

ヒートショックが起こりやすい状況

  • 入浴時、特に冬場は、浴室と脱衣所の温度差が大きくなりやすいです。
  • 暖かい部屋から寒い部屋への移動、寝室からリビングに移動する時など
  • 朝、目が覚めて布団から出る時
  • ゴミ捨てなど、ちょっとした外出をするとき

ヒートショックの症状

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • ふらつき
  • 動悸・息切れ
  • 手足のしびれ など

ヒートショックの予防策

  • 室温を一定に保ち、温度差を少なくしましょう。
  • 暖房器具を使用する際は、安全に注意し、乾燥しすぎないようにしましょう。
  • 浴室の温度を適温に保ち、浴槽に入る前にシャワーで体を温めるなど、工夫をしましょう。
  • 室温に合わせて服装を調節し、急な温度変化に対応できるようにしましょう。
  • 脱水症状を防ぐために、こまめに水分を補給しましょう。
  • 高血圧や心臓病など、基礎疾患がある人は特に健康状態に注意が必要です。

ヒートショックは、適切な対策をとることで予防できる病気です。特に冬場は、室温管理に注意し、こまめな水分補給を心がけましょう。

ご自身の健康を守るために、ぜひヒートショックについて正しく理解し、予防に努めましょう。

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