歳のせいだからと諦めていませんか?聴力の変化

今回は聴力の変化について

加齢による聴力の変化は、多くの方が経験する自然な現象です。

確かに「年のせい」といえますが、その特徴、原因、および対策について知っておくと早めの対応ができ、また、発症を少しでも遅らせることができます。

加齢性難聴の特徴

  • 高音域から始まる聴力低下:
    • 加齢性難聴は、一般的に高い音から聞こえにくくなる傾向があります。例えば、女性や子どもの声、鳥のさえずりなどが聞き取りにくくなります。
  • 両耳に起こる対称性の難聴:
    • 通常、両耳にほぼ同じ程度の難聴が現れます。
  • 徐々に進行する難聴:
    • 聴力低下は時間をかけてゆっくりと進行するため、初期には自覚しにくいことがあります。
  • 言葉の聞き取りにくさ:
    • 特に騒がしい場所では、言葉の聞き取りが困難になることがあります。

加齢性難聴の原因

  • 内耳の有毛細胞の減少:
    • 音を感じ取る内耳の有毛細胞は、加齢とともに減少します。
  • 聴覚神経の機能低下:
    • 音の情報を脳に伝える聴覚神経の機能も低下します。
  • 血管の老化:
    • 内耳への血流を妨げる血管の老化も、聴力低下の原因となります。
  • 遺伝的要因や生活習慣:
    • 騒音、喫煙、糖尿病などの生活習慣病も加齢性難聴の進行を早める可能性があります。

加齢性難聴への対策

  • 早期発見と専門医の診断:
    • 少しでも聴力の低下を感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な診断を受けることが重要です。
  • 補聴器の活用:
    • 聴力低下の程度に応じて、適切な補聴器を使用することで、聞こえを改善できます。
  • 生活習慣の改善:
    • 騒音を避け、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。
  • コミュニケーションの工夫:
    • 相手にゆっくり、はっきりと話してもらう、静かな場所で話すなど、コミュニケーションの方法を工夫しましょう。

加齢性難聴と認知症

  • 近年、加齢性難聴は認知症のリスクを高める要因の一つとして注目されています。
  • 聴力の低下は、脳への刺激不足を引き起こし、認知機能の低下につながる可能性があります。
  • 早期の難聴への対応は認知症の予防にもつながります。

その他

  • 加齢性難聴は、日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながることがあります。
  • 周囲の理解とサポートも重要です。

加齢による聴力の変化は避けて通れないものですが、適切な対策を講じることで、聞こえの質を維持し、豊かな生活を送ることができます。

聴力の変化に気づいたら、年のせいと諦めないで早めの漢方相談をおすすめします。

漢方では、耳の症状は五臓の「腎(じん)」や「肝(かん)」の異常、水たまり、血の滞りなどが原因と考えられています。

耳のトラブルには「血流をよくして内耳や神経の働きをよくする」「水分の循環をよくして内耳のむくみを改善する」「自律神経を整えてストレスによる耳鳴りを改善する」などの作用のある生薬を含む漢方薬を選びます。

また漢方薬は症状の回復だけでなく、心と体全体の体質を根本から改善します。

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