身体に病的な変化を起こさせる感情は、どのように生まれてくるのか?

感情もエネルギーであることは以前お伝えしました。

では、身体に病的な変化を起こさせる感情とはどのような仕組みで生まれてくるのでしょうか?

様々な考え方がありますが、私は今のところ次のように考えています。

私たちは心の一番奥に、すべとの存在と繋がりあえるダイヤモンドのような光輝くエネルギーを持っています。(老子はこの大いなる母性的存在を「道(タオ)」と呼んでいます。)

生まれてきた赤ちゃんが、ただそこに「あるがまま」にいるだけで、見ている人を幸せにするのは、その赤ちゃんがもつ心の中のダイアモンドの光のエネルギーが遮るものが何もないがゆえに、見ている人にちゃんと届くからです。(見ている人の方に、トラウマなどの心の壁があると、その赤ちゃんの光は届かないことがあります。)

子供は親の言うことを聞かないものです。

しかし同じ場面を母として体験するのと祖母として体験するのとでは心の中に起きてくる感情が異なることを経験されたり、聞いたりされたことが多いのではないでしょうか?

私たちのネガティブな感情は私たちの身体の内側に溜まることによって、身体を病的に変化させます。

それらの感情が生まれるのも、それらの感情が身体の内側に蓄積されていくのも、私たちの思考の中の「マイルール」(他人から〇〇な人だと思われたい、他人から□□な人だとは思われたくないなどの評価基準)の存在が原因です。

この「マイルール」はその人の人生のなかの人間関係の歴史が創り出します。

「マイルール」が似通った人は最初から気があいます。

異なる人とは「何を考えているのか、わからない」ということになりがちです。

この「マイルール」の壁に跳ね返って表に出てくるのが、病気の原因になる感情です。

仮に「マイルール」が皆無の人(起きることすべてに〇をつけられる人、良い意味でなんでもOKな人)がいたとしたら、その人はいつまでも幸せです。

 

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