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イメージが身体に与える実験をしてみましょう。
次の文章の指示どおりにイメージしてください。
「レモンを食べている自分を想像しないでください!」
いかがでしたか?
口の中に唾が出てきましたね。
指示は「レモンを食べている自分を想像しないでください」
でしたが、レモンを食べたことがある人は唾液が勝手ででてきたはずです。
この実験でご理解いただけるように、人間の脳は「ないもの」を想像することができないようになっています。
そして実際にレモンを食べていなくてもレモンを食べたのと同じ反応を身体はしてしまうのです。
健康状態を維持・改善していくときに、この脳と身体の関係を使ってみましょう。
というのが今回のテーマです。
野球選手のイチロー選手はイメージトレーニングに時間を掛けていたことは有名です。
私たちの筋肉は、実際に運動をしなくてもその筋肉を使うイメージをするだけで、実際に運動したときの80%の筋肉増強ができると言われます
私たちは「何をイメージするか」によって健康にも病気にもなれるということです。
では、実際に病気の苦しみの中にいるとき、私たちが考えたり、口にする言葉はどんなパターンが多いでしょうか?
ほとんどの方が、「早くこの病気を治したい!」ではないでしょうか?
ここで文頭のレモンの実験を思い出してください。
「早くこの病気を治したい」とイメージしたとき、身体は「健康」に向かって変化すると思いますか?
「病気がない状態」をイメージしようとしても、脳は「ない物」をイメージできませんから、実際は「病気」のイメージだけが脳に残され、身体は「病気」に向かって変化していくのです、
「健康になりたい」も「今は健康ではない」というイメージが強化されます。
おすすめは「私はどんどん健康になっている」です
「私は健康だ」と宣言できるなら最高
どうも嘘っぽくて心がこもらないなら「私って健康かも!」でも結構です。
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