人間の病気は「流れが滞る」ところから始まる。

究極の質問は「なぜ病気になるのか?」

この答えは「氣」が詰まるか、「血」が詰まるか、「水(リンパ液を含む)」が詰まるか、いずれにせよ何かが詰まって、流れが滞ることです。

精神的ストレスが病気の約70%の原因になり、私が「自分を被害者の立場に置くのではなく、すべて更なる至福への道しるべとしてストレスの原因を捉えなおし、穏やかで平安で喜びに満ちた感謝の日常を送ることが病気の改善には一番大切です」と繰り返してお伝えしているのは、「氣」「血」「水」各々のつまりの最初の原因は「氣」のつまりであることが圧倒的に多いからです。

まず「氣」のつまりが起こり、それを放置したり一時押えの薬で上辺だけの帳尻合わせをしていると、やがてそれに「水」【むくみとして体感する場合が多いですが、むくみには外に向かうむくみ(顔・手・足のむくみなど)と内に向かうむくみ(その多くは血管を圧迫)があり、病気がっ深く進攻して悪化するのは自覚症状のない内に向かうむくみです】の詰まりが重なり、さらに原因解決をしないでいると「血」の詰まり(漢方の世界では血瘀といいます。)に発展します。

「血」が詰まる代表的な病気は脳梗塞・心筋梗塞・痛み・しびれ・冷えなどですが、慢性病の場合、病気の起こり始めからの時間が長くなればなるほど血瘀は必ずと言っていいほど原因として登場してきます。

ガンも認知症も高血圧も糖尿病もありとあらゆる病気は血瘀が絡みます。

しかし、その血の滞りは「血をサラサラにする」だけでは根本解決にはならず、「水」の滞りや「氣」の滞りも一緒に解決しないと駄目なことが、前述の説明でお判りいただけると思います。

精神的ストレスはまず「氣の滞り」を起こし、自律神経のバランスを崩します。

自律神経の乱れは、ホルモンバランスや免疫バランスに影響を与え、それが継続されると目にみえないエネルギー(邪気)だったストレスが目に見える腫瘍や血栓や血液検査の異常値に浮上してくるのです。

 

 

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