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過活動膀胱について
膀胱が過敏になり、尿が膀胱に少ししか溜まっていなくても、膀胱が収縮し、急な尿意で頻繁にトイレに駆け込む
これは、過活動膀胱という症状です。
過活動膀胱の治療薬は、抗コリン薬とβ3作動薬の2種類があります。
抗コリン薬は主に膀胱の筋肉に直接働き、収縮を抑えて弛緩させる薬です。
抗コリン薬の副作用として、口の渇き、便秘、残尿増加、緑内障などがあります。
β3作動薬は交感神経を刺激して神経作用から膀胱を弛緩させる薬です。薬の種類により、緑内障の方に使用が制限されています。
過活動膀胱を漢方的に考えると・・・
「腎」に関わります。
中国の古典 黄帝内経より
「腎とは、水臓たり。津液を主る。」
腎は、水分代謝を調節しています。
体内での水分代謝は、主に脾・肺・腎が関与しています。
飲食物から得られた水穀の精微を脾の運化作用により、肺に送り、
肺の水道通調作用により津液(唾液、胃液、涙、汗、尿など人体の水の総称)として全身に送り出されます。
全身から戻ってきた津液で不要な分が、汗や尿として体外へ排出されます。
汗は、肺の宣発作用(せんぱつさよう)により、体表面に送られ排出されます。
一方尿は、肺の粛降作用(しゅくこうさよう)により膀胱に送られ、腎の蒸騰気化(じょうとうきか)・開闔作用(かいごうさよう)により一部は再吸収され肺に送り出され、残りが尿として排泄されます。
腎が弱る原因の一つは冷えです。
特に下半身の冷えは腎を特に弱らせます。
これから冬に向けて気温が下がってきますので、冷え対策を万全に行いましょう
腎が弱る原因のもう一つは疲れです。
夜更かしに注意するなど1日の疲れは溜めずにその日にリセットするように心がけましょう
腎を助ける食材
黒豆 小麦 カシューナッツ 栗 黒胡麻 えごまの葉 枝豆 カリフラワー にら キャベツ ブロッコリー マッシュルーム 桑の実 プルーン ぶどう ブルーベリー いとより うなぎ えび 貝柱 さざえ さより ししゃも すずき スッポン たい どじょう なまこ まながつお 烏骨鶏の肉・卵 鶏のレバー 豚肉
頻尿でお困りの方は、ご相談ください。
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私たちは、お客様のお話をうかがい、お一人おひとりの体質や生活習慣に合わせて改善治療のご提案をいたします。
お客様と一緒に考え、よくご納得いただいて、効果を確認しながら改善方法を探ります。
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