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オミクロン株「BA5系統」の症状、感染力、重症化、ワクチンの効果は?
次々とウィルスが変異し、現在ではオミクロン株BA5系統が広がりを見せています。
その性質は研究結果により、6波で流行っていたBA2系統の持つ性質とかなり異なっていることがわかりました。
重症者数が減少をたどっているものの、その感染力はさらに強くなり、爆発的に広がっています。
(これは自然界の法則通りなのです。ウイルス類も、時間の経過とともに、広く拡がりやすくなり、重症化しにくくなっていくものです。そろそろ、新型コロナに罹ってはいけない・・という発想から抜け出す必要があるように感じます。)
今後も感染は加速していくのではないかと考えられています。
ただし、60歳代より若い人にとっては、普通の風邪とほぼ同じ症状なので、天然成分の抗ウイルス作用のあるもので、十分対応が可能ですから、お困りの際は、ご一報ください。
症状は・・・・・
38度以上の発熱とけん怠感の訴えが多く、咳・鼻水・腹痛・下痢を伴うことが多いようです。
以前と同様に軽傷や無症状の場合もあります。
小児の場合、熱が高くなると、熱性けいれんを起こす子供が出てきます。(新型コロナだけの症状ではなく、風邪で熱が高くなると、子供は熱性けいれんを起こしやすくなります。症状が激烈なので、はじめて経験されるご両親は、びっくりされると思いますが、救急車が着く頃には、痙攣は収まっているケースがほとんどです。熱性けいれんを起こしにくくする方法は、このレポートの一番最後の方に書いておきました。
問題は、熱がある場合に、医師がすぐに見てくれない可能性があることです。(新型コロナの可能性があるという理由で・・)
感染力は、オミクロン株はデルタ株に比べて、潜伏機関も短縮しその速度は35%も増加しています。
感染後の再感染リスクや二次感染リスクが高く、感染拡大の速度も非常に速いようです。
暑くなってエアコンを使うようになって、国内では多くの感染がこれまでと同様の機会で起きています。
換気が不十分になったことも影響があるとされていますので、換気への対策を見直していきましょう。
重症化のリスクについては、はっきりと増加とも減少ともいえない状況です。
6月の時点では重症化が増加した地域もありましたが、5波のピークと比べると少なく、エクモを使用してない期間もあったほどでした。
重症度に関して現時点で明らかな上昇につながる証拠はみられていません。
BA5に対するワクチンの効果は、以前よりも期待ができない結果でした。
ワクチン接種や感染により獲得した免疫は、徐々に消失していくので、その予防効果は減少してしまうとともに、BA5は免疫をよける性質が強いため、ワクチンの効果は今までに比べて1/3程度になると言われています。
ワクチンは、今後その効果が持続していくかは不明です。
オミクロン株は、主に感染性や重篤度が増す、ワクチン効果が減弱するなど性質が変化した可能性が明らかな株であると認識され、主な主要国の感染症を管理する主要機関(日本国立感染研究所、WHO、英国HSA、ECDC、CDC)でも同様の見解を示しています。
BA5は今までと少し性質が違い、感染力が強く早いことがわかりました。
その症状は高熱と倦怠感が出現することから、熱中症や他の病気との鑑別も必要になります。
具合が悪い時には外出を控え早めに休むなどして、感染を広げないことが肝要です。
今までの感染対策を各々が見直して、感染状況が一刻も早く落ち着くよう気をつけていきましょう。
第7波のコロナの症状について(アスクドクターより)
person40代/女性 – 2022/07/12
タイトルの通りなんですが、教えて欲しいです。
基本的には、発熱が判断基準でしょうか?
こちら土曜日から喉の異変で声枯れが少しあります。たまにイガっと痒みや乾燥のような物を感じ、何回か咳が出たりします。
ただ、ずっと違和感があるわけでもなく、あまり気にならない感じです。
喉の痛みはありません。
痰や鼻水も微量です。
熱は一度も出ておらず、倦怠感や食欲不振等も何もありません。
要するに以前でしたら、病院どころか、マスクさえもしないレベルの風邪という症状です。
今日で丸4日です。冷房のせいとあまり気にしていなかったので普通の生活をしていましたが、やはり先に検査すべきだったのでしょうか?今更、気になりました。
家族や周りにも今のところコロナは出ていないようです。
臨床症状から新型コロナウィルス感染症と一般的な風邪症状、インフルエンザ罹患症状、脱水症状等の発熱をきたす他の病態との区別をつけることは困難です。
風邪は様々な病原体が原因となって生じる呼吸器を中心とした炎症性疾患です。
風邪の原因としては200種類以上の異なるウイルスが原因として関与しています。代表的な病原体は従来型コロナウィルスなどのウィルスです。従来から存在しているコロナウィルスには風邪を引き起こすものが4種類あり(HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1)、いわゆる風邪の10〜15%(流行期35%)の原因を占める病原体です。それぞれのコロナウィルスなどのウィルス感染症の症状は類似しており、新型コロナウィルス感染の場合においてより症状が重篤化しやすいという事のみに差異があります。
BA.1, BA.2の系統の感染では喉の痛みの訴えが多いと思います。現在流行が拡大中のBA.5系統では、腹痛・下痢などの消化器症状が多くみられるようになってきています。
2022/07/12
新型コロナの軽症・中等症患者を受け入れている病院では、今月に入ってから変化を感じているといいます。6月までは新型コロナの患者の病床使用率は10%前後でしたが、7月に入ってからは急激に増加。現在では80%を超えているといいます。 また、治療にあたる医師は第7波の特徴を挙げ、警戒感を示しています。 星ヶ丘医療センター(大阪・枚方市)感染管理部の中河いよう部長「10歳代は増えている。学校でも広がっている印象はある」「お子さんが増えてきているので、熱性けいれんもちょこちょこ出てきている」 急な発熱によって、子どもが意識障害やけいれんを引き起こす「熱性けいれん」の症状が増えてきているというのです。 さらに……。 中河部長「熱が高いのでそれに伴う症状、高齢者の基礎疾患が悪くなるのが心配」 高齢者は新型コロナの感染に合わせて、基礎疾患が悪化する可能性も懸念されるということです。 中河部長「高熱は特徴的かもしれない。感染力が高くなっている。コロナが賢くなっている気がする」
(コメントより)
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熱性痙攣になっても、コロナが今の扱いだと発熱しているせいですぐに対処してもらえないこともありますよね? 我が子は40℃超の発熱時に熱性痙攣になり、泡を吹いて白目をむいたまま治らないので救急搬送されました。 脳波の検査して異常なかったけれどそのまま入院。翌日も入院中に痙攣しました。 結局は突発性発疹だったんですけど。 これがコロナ禍で、発熱しているからとたらい回しにされるのかと思うと恐ろしい。 コロナを甘くみているわけではないですよ。でも、子どもにとって大変な感染症はたくさんあり、その時に適切に対処してもらうには、以前の医療体制に戻ってもらわないと困るのではないでしょうか。
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まさに昨日、我が子が熱性痙攣起こして搬送されました。 前日から解熱剤を入れてもずーっと高熱が続いて、翌日クリニックで抗原検査して陰性でした。その後熱性痙攣を起こし、搬送先でPCR陽性となりました。 クリニック、搬送先で抗原検査をしているのですが、どちらも陰性でした。かなりの数がすり抜けるのだと思います。 幼児のcovid陽性者は入院できる所がとても限られるそうで、今日から自宅療養です。 ちなみに熱は今朝下がりました。
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熱性けいれんは、便秘だと起こりやすくなります。
毎日、便通がある状況を作っておいてあげて下さい。
熱が出てきて、便通が止まっているときは、浣腸で大便を出しておくと、熱性けいれんを起こしにくく
なります。
また、その子の胃腸の力が弱ると、熱性けいれんが出やすくなるので、「補中益気湯」などの漢方で、胃腸の抵抗力を高めてあげておくと、新型コロナにも罹りにくくなりますし、熱が出て熱性けいれんを起こす可能性が低くなります。
つづいて、さらに新しいタイプのオミクロンが世界では拡がり始めています。
ますます、ワクチンが効かなくなっていくようです。
オミクロン株「BA.5」の次に? インドで割合上昇の「BA.2.75」
新型コロナパンデミックは現在、世界的にオミクロン株が優位に立っている。そのなかでもヨーロッパでは「BA.5」が感染拡大を引き起こしており、アメリカでも「BA.2.12.1」が「BA.5」に置き換わった。インドにおいても「BA.5」系統の感染が拡大しつつあったが、6月以降新たに「BA.2.75」系統の上昇が検出され、注目されている。
◆WHO、懸念される変異株の系統とみなす
「BA.2.75」は6月頭にインドで最初に確認され、現在同国の感染の約20%を占めている(ル・テレグラム紙、7/7)。その勢いに、世界保健機関(WHO)も「BA.2.75」を「懸念される変異株(VOC)における監視下の系統(VOC-LUM)」に指定した。「BA.2.75」は、これまでのところデンマーク、ドイツ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどを含む10ヶ国以上で確認されている(ランデパンダン紙、7/7)。
◆免疫回避能力の高さ
「BA.2.75」は、「BA.2」系統に属し、「BA.2」と比べて8つの新たな変異を含む。そのうち研究者らがもっとも注目しているのがG446Sだ。G446S変異は「BA.1」系統とも共通する変異で「ワクチン接種による中和抗体からの逃避への影響」を示唆するものだ(国立感染症研究所、7/8)。言い換えると、「BA.2.75はすでに新型コロナウイルスに感染した人やワクチンを接種済した人も感染する」と考えられ、その免疫回避能力は、「BA.5よりもずっと高い」と見られている(ランデパンダン紙)。
◆「BA.5」を上回る感染力
インドにおけるオミクロン感染の波は、2021年12月に「BA.1」で始まり、その後、「BA.2」「BA.4」そして「BA.5」へと置き換わっていった。そういった状況下で、6月以降に「BA.2.75」系統の割合の上昇が検出されたことから、「BA.2.75」の感染力は「BA.5」を上回ると考えられ、「数ヶ月後はBA.5に置き換わる」(ラ・デペッシュ紙)と見るメディアも少なくない。
◆オミクロン株は重症化しづらい
だがその一方でインドの専門家らは7日、データが少なすぎて「BA.2.75」の特性を特定するにはまだ早いという見解を示した。また、インド医師会のラジーブ・ジャヤデヴァン博士は、数少ないデータだがそれを見る限りでは、「BA.2.75」感染者の症状は軽度、あるいは無症状である場合が多いと述べている。(ヒンドゥー紙、7/7)
ムンバイの医療現場で働くアガルワル医師も、「新しい変異株は、これまでのところ大抵穏やかな症状が2、3日続く」ように見えること、過去6ヶ月間に深刻な症状を呈する患者数も減ったと感じることなどを報告している。(同)
これは、これまでのオミクロン株に認められた特性に一致する。感染力と免疫回避力に秀でているが、重症化するリスクは低いということだ。
◆「BA.2.75」は「BA.5」に続く新たな脅威?
確かにデルタ株までは見られた肺への影響は、オミクロン株では影を潜めている。アガルワル医師によれば、現在インドの医療現場では呼吸器症状を引き起こす非Covidウイルスの出現が増えており、むしろそちらへの注意が必要になっているという(ヒンドゥー紙)。
上述の通り、「BA.5」に続いて「BA.2.75」が新たな感染の波をもたらすのではないかと警戒する声は少なくない。しかし逆に、いまは「BA.2.75」が増えつつあるインドでも、最終的には「BA.5」によって置き換わるのではないかという意見も存在する。
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