おねしょについて

 

 

子供のころに誰でも一度は経験したことがあるんではないでしょうか?

 

おねしょ

一般的におねしょは、成長すると自然に治ると言われますが、まれに中学生や高校生になっても治らず、お悩みの方もいらっしゃいます。

 

私自身も、よくおねしょをしていました。

 

 

日中に尿を漏らすことはなくても、意識の無い睡眠中におねしょをしてしまうのはなぜなのでしょうか?

 

排尿の流れ

 

尿は、膀胱に溜められます。

 

一定まで溜められると、脳に信号がいき、尿意を感じます。

 

トイレにいき、尿を出そうとすると、脳の信号で膀胱の筋肉が収縮し尿道が開かれ、排尿に至ります。

 

 

 

中医学では、水を司ると深い関係があると考えます。

 

腎の働きには、おしっこを膀胱内にとどめておく作用「固摂(こせつ)作用」があります。

 

この腎の機能が不足することで本来膀胱に溜めておかなければいけない尿が、睡眠中の無意識化で統制が効かなくなりおねしょが発生してしまいます。

 

 

腎の機能不足は、虚弱体質や過労、栄養不足などで起こります。

 

虚弱体質を補う小建中湯などの漢方や、腎の機能を補う六味丸などの処方を用いていくことで改善が期待で来ます。

 

また、お一人お一人の体質や状態にあった方剤をお選びすることもできますので、お気軽にご相談くださいね。

 

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