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1月20日(金)は大寒です。
大寒は二十四節気の最終節で、一年の中で最も寒さが厳しい時期になります。
寒くなると、トイレが近くなる。
このような頻尿でお悩みの方は、「腎(じん)」が弱っているかもしれません。
東洋医学では、自然界を「木・火・土・金・水」の5つに分類し(五行説)、人間の身体も自然界の一部と考え、大きく5つ「肝」「心」「脾」「肺」「腎」に分類しています(五臓)。
その中でも、頻尿は、「腎」に大きく関わっています。
腎には生命エネルギーが蓄えられ、成長や発育、老化をコントロールしたり、水分代謝を調節する役割を担っています。
腎に深くかかわる臓器は、腎臓、膀胱、脳、骨、耳、生殖器、肛門、毛髪などです。
生命エネルギーを貯蔵している腎は、寒さを嫌う臓器です。
特に寒さが厳しくなる冬は、腎に影響を与えます。
寒さによって、腎の身体を温めるエネルギー(陽気)が不足すると、関連臓器である膀胱にも影響が及び、冷えてしまいます。
膀胱のおしっこを溜めておく力も弱ってしまい、頻尿になります。
対策は、身体を温める(冷やさない)ことです
お腹や腰を冷やさないために、腹巻を着用したり、カイロを利用する。
入浴で、身体を温める。
冷たい飲食物を控える。
果物や生野菜は身体を冷やす性質があります。
里芋、レンコン、ゴボウなどの根野菜や、ホウレン草や白菜などの旬の葉物野菜を煮たり、温かいスープにするなどおすすめです。
黒豆、黒ゴマ、きくらげ、ひじき、海藻類などの黒い食べ物もおすすめです。
漢方では、身体を温める作用のある八味地黄丸などがおすすめです。
おしっこに関するお悩み、お気軽にご相談ください。
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