蕁麻疹(じんましん) その1 | 漢方健康講座 Vol.18

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主な内容

じんましんは、皮膚に赤みやかゆみのある膨疹が突然現れる病気。

  • 皮膚の肥満細胞からヒスタミンなどが放出されることで起こる。
  • 出たり消えたりを繰り返すのが特徴。

じんましんの種類

  • 急性じんましん: 発症から6週間以内に症状が落ち着く。
  • 慢性じんましん: 6週間以上症状が続く。

急性じんましんの原因

  • 薬物
  • 食物
  • 昆虫
  • 感染症
  • 化学物質
  • 精神的なストレス
  • 物理的な刺激 (温熱、寒冷、圧迫など)

じんましんを起こしやすい食べ物

  • ピーナッツ、ナッツ類、青魚、貝、小麦、卵、牛乳、大豆、ナス科の植物など。

漢方におけるじんましんの考え方

  • 体内の湿熱 (湿気と熱) が原因となる。

じんましんに効果的な漢方薬

  • 基本: 消風散
  • 湿気が強い場合: 消風散 + 越婢加朮湯 または 五苓散
  • 熱感が強い場合: 消風散 + 黄連解毒湯
  • 夜間にかゆみが強くなる場合: 消風散 +麻杏甘石湯合麻黄湯

漢方の永寿屋

電話:長野市稲田 026-239-6767 / 長野市大門町 026-232-2208

ホームページから予約可能

次回のテーマ:慢性じんましん、寒冷じんましん、心因性じんましん

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